経営コンサルタントの姿勢の大前提は「コンサルタントに不況無し」

 経営コンサルタントとして活躍する上で、必ず持っていなければいけない姿勢が、「コンサルタントに不況無し」という姿勢です。

 経営コンサルタントの中には、経営指導しているにも関わらず、そのコンサルタント自身が経営成功出来ていないということも多々あります。経営戦略を指導していながら、自社においては経営戦略を持っていない等、そのようなある一定の世間からの偏見も、見過ごすのではなく、「他山の石」として自らの糧にしなければならないと考えております。

 よって、このようなことから経営コンサルタントである私たちは、いかなる環境に置かれても、現状を打破するための戦略を日頃から考え続ける習慣を持っていなければならないものと考えております。

 クライアント様の業績が向上して喜んでもらえた時でも、一方で、業績低下して大変な時期でも、経営コンサルタントとなった以上、「現状維持」は無く、常に「現状から発展への一歩」を提示することが求められています。これが「コンサルタントに不況無し」であり、この「姿勢」を土台とした上で、クライアント様に対面することが基本となります。

その上で、「業績向上への強い信念」を形成し続けることが大切です。

「業績向上への強い信念を形成する2つの方法

 クライアント様の経営課題を解決するためには、「どのような経営課題もクライアント様と共に解決しようという強い信念」が必要です。なぜなら、経営とは、予期せぬことがいつ起きるか全くわからず、常に「一寸先が闇」だからです。

そのような「強い信念」を形成するために必要なことは、以下の2つになります。

  1. クライアント様の業界の経営の本質を体得すること
  2. 常に業界内の経営を研究し、まだ業界が気づいていない一歩先の未来の経営戦略を考案してシュミレーションを繰り返すこと

そのような水面下の努力を通して、知識を知恵に転化させていることが「どのような経営課題も解決できる強い信念」として表現されるようになると考えております。

 コンサルタントは、コンサルティングの現場に立った時、その日、お客様からどのような課題を提示されるかは全く分かりません。

 また、先月の目標に到達したからと言って、これからもずっと満足し続けてくれるということは一切ありません。

 そのようなことからも、毎回毎回のコンサルティングの現場において、コンサルタントは野球のバッターボックスに立つような心境と同じ状況に立たされます。そして、プロ野球の選手と同様に、お金を頂いている以上、空振り三振(経営課題の解決ができない・業績向上を実現できない)をしてしまえば、次のバッターボックスには立てないというのがコンサルタントであると考えているのです。

 そのため、上記の2点が大切であると考えています。