「自分経営」の経営戦略を立案しよう

ここでは、経営コンサルタントとして活躍するための前提として「自分経営」に取り組む大切さについてお伝えします。

1.「自分経営」が求められる理由

 まず、経営コンサルタントとは、その文字のとおり、経営をコンサルティング(現状を掌握して、あるべき姿に至るために存在する顕在的・潜在的な課題を発見し、その課題解決における最適解を示して、計画立案~実行支援をする業務)を行う職業です。

 コンサルタントがクライアント様の経営を支援する上で、自分自身が経営を理解していることが前提条件であると私は考えています。なぜなら、どのようなものごとでも、自分が実践できていないことを人に指導することは本質的にはできないからです。

 しかし、全ての経営コンサルタントが自分の会社を経営しているわけではありません。お勤めをしているコンサルタントも多数存在します。そうなると、経営に携わっていない経営コンサルタントは、本質的に経営コンサルティングができないのかと思われますが、そうではないと私は考えています。そこで、自分の人生を1つの経営に見立て取り組む「自分経営」の理論が求められてくるというわけです。

 私が、「自分経営」の理論が大切だと考えるようになったきっかけは、多くの優秀なコンサルタントを見るにつれて、その優秀性の原点には、自分の人生を1つの経営と見立てて、「自分の人生の経営戦略を常に考え、実行している」ことを発見したからでもあります。

 このような前提に基づき、経営コンサルタントとして成果を挙げるための「自分経営」について、ここでは紹介したいと思います。

2.自分経営とは

自分の人生を1つの経営と見立てる「自分経営」とは、以下の要素に基づき実行していきます。もちろん、人によって「成果」は様々でありますので、自分が定める成果に向かっていくことが大切であるとは考えています。

ただし、最低限生きていくために必要な「生涯生活キャッシュ」は誰でも必要であるとの理解の上、自分の人生のグランドビジョンを描き、実現していく努力をしていきましょう。

2-1.経営の全体像と成果を定義する

  1. 人生のグランドビジョンを理解する
  2. 人生計画年表を作成する
  3. 自分の「強み」を理解する
  4. 自分の人生のGOAL(最後の日)を明確に決める
  5. 人生を通して実現すること(夢)をリストアップしてみる
  6. 自分の人生のグランドビジョンを描く

2-2.長期経営戦略を構想する

  1. 家族の生涯年収の算出
  2. 家族の生涯支出の算出
  3. 資産形成計画の立案
  4. 自分の定年退職地点での「決算報告」
  5. 自分の帰天時点での「決算報告」
  6. 年代ごとの働き方とキャリア構想
  7. 年代ごとの社会での人間関係構想
  8. 年代ごとの家族構想
  9. 年代ごとのスキル習得計画
  10. 顧問やパートナーを依頼する計画

2-3.中期~短期経営計画を立案する

  1. 10年間の目標を立てる
  2. 1年間の目標を立てる

3.まとめ

 人生は、考えていても考えていなくても、進み続けている「1人ひとりの経営」であり、定義してもしなくても、結果としていろいろな観点での「成果」が「プラス(黒字)」と「マイナス(赤字)」という結果として現れていくものと考えられます。

 また、当初思い描いていたこととは全く違う方向に道が開いていったりすることもありますし、予期せぬトラブルなどに巻き込まれることもありうることです。

 そのような人生の「経営戦略」をあらかじめ考えておくことは、会社の経営を考えることと全く同じであると、私は考えております。

そのため、経営コンサルタントは皆、「自分経営」の経営戦略を立案し、自分経営に取り組んでいくことが大切であると私は考えております。

上記の詳細の解説においては、おいおい詳細を記載を重ねていきますので、時々、こちらのコラムをご覧になってください。